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Channel: 直接行動 Direct Action(旧学生ハンスト実行委員会)
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お知らせ2

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【告知】ハンスト継続中の当該のうち一名が、昨夜から体調不良を訴えていましたが、本日朝、改めて医師より、生命にかかわる事態になりうる旨指摘されました。実行委員会として、ハンスト開始から113時間でかかる一名を離脱させます。残り二名は続行します。

おしらせ3

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報告が遅れ申し訳ありません。本日16時30分ごろまでに、実行者残り2名に対して、生命への危険が及んでいる旨のドクターストップがかけられました。実行委はハンストの継続は困難と判断し、148時間目でこれを終了致します。詳細な報告は再度掲載させていただきます。

8月30日~9月1日までの行動報告

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ここ数日間、フェイスブックの更新が滞ってしまい申し訳ありませんでした。実行者の離脱について先ほど発表しましたが、これまでの活動をまとめてアップしたいと思います。
 8月30日、私たちはハンスト場所を一時的に国会正門前へ移し、安保法制に反対する8.30大行動へ合流しました。詳説するまでもありませんが、数年前の反原発運動を彷彿とさせるすさまじい盛り上がりで、12万(主催者発表)もの人々が国会前に殺到し、歩道はおろか車道をほぼ全面的に解放して怒りの声をたたきつけました。抗議の直前、ハンスト実行委員会は小集会を開いたところ、用意した数千枚のビラはまたたく間になくなり、ハンスト実の存在を知った参加者が次々と激励に訪れてくれました。私たちは総がかり行動・SEALDsの主催した数時間の集会への参加を果たしたのち参議院議員会館へ無事撤収しました。実行者の体力に若干の消耗が見られた一方、抗議行動に合流できたのは本当に有意義でした。
 8月31日は周囲で目立った抗議行動は主催されていませんでしたので、学生ハンスト実としての独自集会を数度行い、議員会館にむかってアピ...ールを継続しました。特筆すべきは、約2.5億人の視聴者を擁する中国のフェニックステレビが取材に訪れ、ハンスト実行者のインタビューが生中継で放送された点でしょう。これをうけ、ハンスト実行者の一人は「日本の民衆が安倍政権に反対しているという事実が海外に伝わっていくのは本当に重要なことだ。戦争に反対するためには、緊張関係を抱える東アジアの人々と協力しつつ反戦運動をつくりだす必要がある。」との旨の発言を行っていました。
 なおこの時点で、スト開始から100時間が経過していました。実行委はより厳重な警戒態勢で当人達の健康状態に留意することにしました。スタッフにも疲れの色が目立ち始めたのですが、さらにハンストを支えぬいていくことが確認されました。
 9月1日昼間は、議員会館前で派遣法改悪と安保法制に反対し活動する、雇用共同アクションという労働組合を中心とした団体が集会を行っており、発言の機会をいただきました。実行者は、「労働法制の改悪と戦争問題は不可分一体であり、奨学金問題、『ブラック企業』、『ブラックバイト』といった社会問題が若者の生活を悪化させ、経済的徴兵制等を媒介とした若者の戦争動員へつながるおそれがある。戦争がまっさきに犠牲にするのは労働者や若者だ。私たちは国会前に押し寄せるだけでなく、学生ならば学園で、労働者なら職場で、自らの生活の場で活動を行わねばならないのであって、労働組合が果たしている役割は大きい。高校生ユニオンなどの活動も見習っていきたい。」と発言し、労働組合運動への連帯の意を表明しました。

※ブログでは完全に事後報告となってしまい、失礼いたしました。


ハンスト行動の終了について

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実行委員会よりあらためて報告させていただきます。
 私たち「安保関連法案制定を阻止し、安倍政権を打倒するための学生ハンスト実行委員会」は、8月27日14時より参議院会館前にてハンガーストライキを開始し、継続しておりました。しかし9月2日16時30分ごろまでに、断続的に実行者全員にドクターストップがかけられ、これを同日18時(開始から148時間目)で終了することを決定いたしました。
 ハンストの継続に伴い、実行者は主に脱水症状のほか、衰弱して手にうまく力が入らない場面があり、動悸を訴える者も見られました。医師からは、実行者がおそらく低カリウム血症を呈しており、不整脈等による突然死の危険が増大しているとの指摘がなされておりました。これを受けて実行委はハンストの継続は極めて危険であると判断し、本人の希望に反する形となるもののこれを終了するという決断を下しました。
 約一週間にわたって私たちの行動を支援・注目してくださった皆様に対して、厚く御礼申し上げたいと思います。もちろん、ハンガーストライキによっては当初の政治的目標は達成されてはおりませんが、私たちは実行委が作り出した枠組みを堅持しつつ、これからも安保法案に反対し、安倍政権の退陣を求める運動を継続していきます。声明文において、ハンガーストライキが「直接行動の一過程」と位置付けられているとおり、私たちはかかる方針を基盤として、人々と協力し、さらなる活動を行って参ります。
 今回の行動の総括や、法案の採決が狙われる9月中旬までの政治過程での私たちの戦術、それ以降の方針は追って発表させていただきます。よろしくお願いします。

今後の方針について

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安保法案の強行採決日程が明らかにされ、緊迫した状況が続いています。私たちがこの過程でどのように行動していくか、以下に提起させていただきます。

私たち『安保法案成立を阻止し安倍政権を打倒するための学生ハンスト実行委員会』は九月二日、ハンスト開始から148時間をもってハンガーストライキを終了しました(詳細はブログ、Facebook記事を参照)。しかし今国会終了まではこの団体の枠組みで安保法案反対の活動を続けていきます。声明文に明言したように、ハンガーストライキは戦争を拒否する直接行動の一つの過程にすぎません。私たちはハンガーストライキの終了をもって行動を止めてしまうつもりはありません。安保法案採決阻止のため全力を尽くします。

ハンガーストライキ終了以降の行動の方針をここで述べたいと思います。私たちの理念、ハンガーストライキを行わしめたところの理念は、宣言文にあるように、自らの生活に代えてでも、そして自らの生活の中で戦争を拒否するという姿勢を直接行動によって示すことでした。現在そのような理念を最も強く体現しているのが沖縄の辺野古新基地建設反対の運動であると思います。日常生活の中での地道な活動と、ゲート前での資材搬入阻止の座り込み。私たちはそのような闘いを国会前において追求しようと試みました。私たちが雨のなか警察の介入によりテントさえ立てられない状況であくまで24時間座り込みを貫いた理由です。私たちはこの座り込みの体験を手がかりにさらに大規模な行動を模索していきたいと考えています。またより広く世界に眼を向けるならば、いまや世界中の民衆の戦争を拒否する行動、また国家の暴走に民主主義を対置する行動はますます大規模な、そして直接的な表現を得つつあることにすぐさま気付かされます。私たちが強調したいのは、戦争に反対する行動は一国の国民と領土の内部で完結し得るものではなく、したがって世界の民衆と共に進まなければならないということです。日本の政治体制と政策は世界の平和構築のため非常に重い責任を負っているのであり、だからこそ日本の戦争準備に対する抵抗は世界的な水準で世界的に闘われなければならないのです。私たちは国会前においてこのような理念の下に、このような理念を体現して行動していくつもりです。

もう一つ私たちがここで記したいのは、デモや抗議といった街頭における政治行動の存在意義の深度と射程についてです。国会内の政治が正常に機能していないと人々が判断を下したさい人々は国会外の運動、つまり街頭行動に訴えます。このような場合街頭行動は議会を補完するために必要とされているのですが、街頭行動の存在意義はそこに尽きるわけではありません。なぜなら、近代的な国家制度、つまり議会、選挙といったもの自体の起源と根拠が「街頭行動」にあるのだからです。街頭行動が議会を正当化するのであって、議会が街頭行動を正当化するのではありません。したがって、どのような街頭行動、どのような穏やかなデモ行進であれ、それはある「根源的なもの」に触れているのであり、ある意味破壊的な性格を保持しているのです。どのような街頭行動であれ、容易に現存の国家制度の根幹を揺るがし問い直すものへ転化し得るのです。街頭行動は憲法で認められた表現の自由であると同時に、憲法そのものの成立根拠でもあるのです。合法性と非合法性を区分する法そのものの成立根拠でもあるのです。

以上私たちの今後の方針と根本見解を述べてきました。これからの行動の具体的な情報はTwitter等SNSにて逐次発信しますので追っていだだけると幸いです。

9.16国会前弾圧に対する抗議声明

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9.16国会前弾圧に対する抗議声明

私たちは安保法案成立阻止、安倍政権打倒を掲げて8月27日から一週間ハンガーストライキをやり抜いた学生ハンスト実行委員会です。私たちは9月16日国会前でのハンスト実行委員会の関係者数名を含む13名の不当逮捕に対して抗議を表明します。

16日当日の国会周辺は機動隊と鉄柵、警察車両による凄まじい過剰警備が敷かれ、抗議参加者は狭いスペースに押し込められた結果、抗議開始当初から怪我人が続出する状況でした。その中で、車道の解放を求めて正門前にて警察に対して抗議をした人々が機動隊に力ずくで押し込められ、手当たり次第に次々と逮捕されました。ハンスト実行委員会の関係者もそこで複数名が逮捕されていますが全員不当逮捕としかいいようがありません。1人は、拘束されようとしている別の方の足を掴んで助けようとしたところをそのまま引きずられ、一緒に連行されましたが、取り調べでは「機動隊員に肘鉄を食らわせた」などと事実無根の容疑をかけられています。またある者は拘束された後に周囲を警官に囲まれ何度も蹴られるという度を越えた暴力を振るわれています。逮捕された13名全員が公務執行妨害の容疑をかけられており、6名が今もなお勾留されていますが、彼らは警察による表現行為の妨害と直接的な暴力に抗議していただけで、そのような容疑をかけられる謂れは一切存在しません。

8月30日と9月14日の国会前抗議での車道全面解放は安保法案に反対する市民たちの怒りの表現です。国会周辺を一面市民が埋め尽くす空撮写真は私たちの大きな励みになり、日本中、世界中の人々の目に戦争法案絶対反対の意志の巨大さを見せつけました。安倍首相と政権与党は国会前の抗議行動を恐れています。この間の国会周辺の過剰警備は彼らの恐れと焦りの表れにほかなりません。二度と全面解放をさせず、戦争反対の声を押し込めること。このことに彼らと警視庁は全力を挙げ、16日ついに全面的な弾圧と暴力を行使したのでした。しかし彼らがどれだけ弾圧を加えようとも、どれだけ直接的な暴力を振るおうとも、私たちの戦争反対の訴えを押しとどめることはできません。民衆の集合は、どのような暴力にも、非暴力で立ち向かい、打ち勝つことができる。これは世界中の私たちの先人の歴史が明らかにする真理です。私たちはどのような弾圧にも決然と立ち向かい、決して怯まないし屈することはないのです。

16日の一斉逮捕は明白に不当逮捕であり、政治活動に対する弾圧です。私たちはこのような警察の不当な振る舞いを一切認めることはできません。警視庁による違法な拘束と暴力は、安倍政権が推し進める憲法破壊、戦争準備と一体の、市民的権利すら無視した横暴です。私たちは安保法案反対・安倍政権打倒を掲げる一団体として警察の弾圧に対しても徹底的に抗議します。警視庁・東京地検・東京地裁は未だ釈放されていない6名を今すぐ不起訴処分で釈放せよ。



学生ハンスト実行委員会

救援カンパの呼びかけ

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救援カンパの呼びかけ

9.16国会前弾圧の救援活動のためカンパを呼びかけます。救援に際しては、弁護士接見などで多額の費用が必要となります。
本日以降に振り込まれたお金は全て救援活動へ使わせていただきます。カンパの振込先は変更になるかもしれませんが、その場合は告知します。
何卒ご支援をよろしくお願いします。

振込先

(1)ゆうちょ銀行から振り込む場合
口座名:ハンストジッコウイインカイ
記号10090
番号96595451

(2)他銀行から振り込む場合
店名008(ゼロゼロハチ)
店番008
番号9659545

【予備校人の有志の会】9・26シンポ《敗戦から70年》安保法制 原発再稼働 そして、わたしの立ち位置は

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9・26シンポ《敗戦から70年》安保法制 原発再稼働 そして、わたしの立ち位置は|日時:9月26日(土)14時~、場所:慶應義塾大学三田キャンパス(第一校舎102)、参加費:なし(カンパお願い)
http://www.geocities.jp/yobikou_symposium/index.html

こちらのシンポジウムにハンスト実の者が数名「話題提供者」として出させていただきます。趣意文にあるように、高校生・予備校生にとって、社会の問題とこの「わたし」がどのように関わっているのか、「わたし」はどの場所に立っているのか、は問わざるをえない事柄でしょう。私たち大学生が彼らの問いを導く一助となれればと思います。

直接行動主催シンポジウムのご案内

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【直接行動主催 映画上映会&シンポジウム のご案内】
映画上映会「誰も知らない基地のこと」(第1部)
&シンポジウム「世界のなかの沖縄/日本/アメリカ」(第2部)
日時:2016年12月10日 16:00~19:30
場所:専修大学神田キャンパス1号館2階204教室
(千代田区神田神保町3-8、JR水道橋駅・地下鉄神保町・九段下駅最寄り)
参加費:1000円(学生500円)
主催:直接行動
第1部ー映画上映会「誰も知らない基地のこと」
(2010年製作/イタリア/エリコン・バレンティ、トーマス・ファツィ 監督)
<作品内容>
世界に目をやれば、基地問題は日本だけの問題ではない。
現在、世界の約40カ国に700箇所以上の米軍基地が存在する。
なぜ、戦後60(製作当時)年以上過ぎても基地をなくすことができないのか?
本作は2007年にイタリアで起こった基地拡大への反対運動をきっかけに、イタリアの若手監督2人がその謎を探る旅に出て制作したドキュメンタリー。
第2部ーシンポジウム「世界のなかの沖縄/日本/アメリカ」
映画をテキストに、なぜ基地が存在するのか、無くならないのか。沖縄における基地(米軍のみならず自衛隊についても)とは何なのか、世界における米軍基地について、沖縄や他国との関係を比較しながら国際的な視点から、そして歴史背景から沖縄の“いま”を考える。沖縄/日本/アメリカ、そして世界を同時的に捉え、基地問題の本質に迫る。
直接行動のメンバーをパネラーに、会場のみなさんと意見や考えを共有する「場」として企画しています。
問い合わせ
hansutojitsu@yahoo.co.jp

お知らせ

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本日当該1名の体調が悪化し、一旦は小康状態を維持しておりましたが、医師からこれ以上の継続は生命に危険を生じうるとの意見を受けました。実行委はこれを重く受け止め、本人の希望に反する形にはなりますが、ハンスト開始から101時間でかかる1名を離脱させます。残り3名は続行します。

お知らせ2

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【告知】ハンスト継続中の当該のうち一名が、昨夜から体調不良を訴えていましたが、本日朝、改めて医師より、生命にかかわる事態になりうる旨指摘されました。実行委員会として、ハンスト開始から113時間でかかる一名を離脱させます。残り二名は続行します。

おしらせ3

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報告が遅れ申し訳ありません。本日16時30分ごろまでに、実行者残り2名に対して、生命への危険が及んでいる旨のドクターストップがかけられました。実行委はハンストの継続は困難と判断し、148時間目でこれを終了致します。詳細な報告は再度掲載させていただきます。

8月30日~9月1日までの行動報告

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ここ数日間、フェイスブックの更新が滞ってしまい申し訳ありませんでした。実行者の離脱について先ほど発表しましたが、これまでの活動をまとめてアップしたいと思います。
 8月30日、私たちはハンスト場所を一時的に国会正門前へ移し、安保法制に反対する8.30大行動へ合流しました。詳説するまでもありませんが、数年前の反原発運動を彷彿とさせるすさまじい盛り上がりで、12万(主催者発表)もの人々が国会前に殺到し、歩道はおろか車道をほぼ全面的に解放して怒りの声をたたきつけました。抗議の直前、ハンスト実行委員会は小集会を開いたところ、用意した数千枚のビラはまたたく間になくなり、ハンスト実の存在を知った参加者が次々と激励に訪れてくれました。私たちは総がかり行動・SEALDsの主催した数時間の集会への参加を果たしたのち参議院議員会館へ無事撤収しました。実行者の体力に若干の消耗が見られた一方、抗議行動に合流できたのは本当に有意義でした。
 8月31日は周囲で目立った抗議行動は主催されていませんでしたので、学生ハンスト実としての独自集会を数度行い、議員会館にむかってアピ...ールを継続しました。特筆すべきは、約2.5億人の視聴者を擁する中国のフェニックステレビが取材に訪れ、ハンスト実行者のインタビューが生中継で放送された点でしょう。これをうけ、ハンスト実行者の一人は「日本の民衆が安倍政権に反対しているという事実が海外に伝わっていくのは本当に重要なことだ。戦争に反対するためには、緊張関係を抱える東アジアの人々と協力しつつ反戦運動をつくりだす必要がある。」との旨の発言を行っていました。
 なおこの時点で、スト開始から100時間が経過していました。実行委はより厳重な警戒態勢で当人達の健康状態に留意することにしました。スタッフにも疲れの色が目立ち始めたのですが、さらにハンストを支えぬいていくことが確認されました。
 9月1日昼間は、議員会館前で派遣法改悪と安保法制に反対し活動する、雇用共同アクションという労働組合を中心とした団体が集会を行っており、発言の機会をいただきました。実行者は、「労働法制の改悪と戦争問題は不可分一体であり、奨学金問題、『ブラック企業』、『ブラックバイト』といった社会問題が若者の生活を悪化させ、経済的徴兵制等を媒介とした若者の戦争動員へつながるおそれがある。戦争がまっさきに犠牲にするのは労働者や若者だ。私たちは国会前に押し寄せるだけでなく、学生ならば学園で、労働者なら職場で、自らの生活の場で活動を行わねばならないのであって、労働組合が果たしている役割は大きい。高校生ユニオンなどの活動も見習っていきたい。」と発言し、労働組合運動への連帯の意を表明しました。

※ブログでは完全に事後報告となってしまい、失礼いたしました。


ハンスト行動の終了について

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実行委員会よりあらためて報告させていただきます。
 私たち「安保関連法案制定を阻止し、安倍政権を打倒するための学生ハンスト実行委員会」は、8月27日14時より参議院会館前にてハンガーストライキを開始し、継続しておりました。しかし9月2日16時30分ごろまでに、断続的に実行者全員にドクターストップがかけられ、これを同日18時(開始から148時間目)で終了することを決定いたしました。
 ハンストの継続に伴い、実行者は主に脱水症状のほか、衰弱して手にうまく力が入らない場面があり、動悸を訴える者も見られました。医師からは、実行者がおそらく低カリウム血症を呈しており、不整脈等による突然死の危険が増大しているとの指摘がなされておりました。これを受けて実行委はハンストの継続は極めて危険であると判断し、本人の希望に反する形となるもののこれを終了するという決断を下しました。
 約一週間にわたって私たちの行動を支援・注目してくださった皆様に対して、厚く御礼申し上げたいと思います。もちろん、ハンガーストライキによっては当初の政治的目標は達成されてはおりませんが、私たちは実行委が作り出した枠組みを堅持しつつ、これからも安保法案に反対し、安倍政権の退陣を求める運動を継続していきます。声明文において、ハンガーストライキが「直接行動の一過程」と位置付けられているとおり、私たちはかかる方針を基盤として、人々と協力し、さらなる活動を行って参ります。
 今回の行動の総括や、法案の採決が狙われる9月中旬までの政治過程での私たちの戦術、それ以降の方針は追って発表させていただきます。よろしくお願いします。

今後の方針について

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安保法案の強行採決日程が明らかにされ、緊迫した状況が続いています。私たちがこの過程でどのように行動していくか、以下に提起させていただきます。

私たち『安保法案成立を阻止し安倍政権を打倒するための学生ハンスト実行委員会』は九月二日、ハンスト開始から148時間をもってハンガーストライキを終了しました(詳細はブログ、Facebook記事を参照)。しかし今国会終了まではこの団体の枠組みで安保法案反対の活動を続けていきます。声明文に明言したように、ハンガーストライキは戦争を拒否する直接行動の一つの過程にすぎません。私たちはハンガーストライキの終了をもって行動を止めてしまうつもりはありません。安保法案採決阻止のため全力を尽くします。

ハンガーストライキ終了以降の行動の方針をここで述べたいと思います。私たちの理念、ハンガーストライキを行わしめたところの理念は、宣言文にあるように、自らの生活に代えてでも、そして自らの生活の中で戦争を拒否するという姿勢を直接行動によって示すことでした。現在そのような理念を最も強く体現しているのが沖縄の辺野古新基地建設反対の運動であると思います。日常生活の中での地道な活動と、ゲート前での資材搬入阻止の座り込み。私たちはそのような闘いを国会前において追求しようと試みました。私たちが雨のなか警察の介入によりテントさえ立てられない状況であくまで24時間座り込みを貫いた理由です。私たちはこの座り込みの体験を手がかりにさらに大規模な行動を模索していきたいと考えています。またより広く世界に眼を向けるならば、いまや世界中の民衆の戦争を拒否する行動、また国家の暴走に民主主義を対置する行動はますます大規模な、そして直接的な表現を得つつあることにすぐさま気付かされます。私たちが強調したいのは、戦争に反対する行動は一国の国民と領土の内部で完結し得るものではなく、したがって世界の民衆と共に進まなければならないということです。日本の政治体制と政策は世界の平和構築のため非常に重い責任を負っているのであり、だからこそ日本の戦争準備に対する抵抗は世界的な水準で世界的に闘われなければならないのです。私たちは国会前においてこのような理念の下に、このような理念を体現して行動していくつもりです。

もう一つ私たちがここで記したいのは、デモや抗議といった街頭における政治行動の存在意義の深度と射程についてです。国会内の政治が正常に機能していないと人々が判断を下したさい人々は国会外の運動、つまり街頭行動に訴えます。このような場合街頭行動は議会を補完するために必要とされているのですが、街頭行動の存在意義はそこに尽きるわけではありません。なぜなら、近代的な国家制度、つまり議会、選挙といったもの自体の起源と根拠が「街頭行動」にあるのだからです。街頭行動が議会を正当化するのであって、議会が街頭行動を正当化するのではありません。したがって、どのような街頭行動、どのような穏やかなデモ行進であれ、それはある「根源的なもの」に触れているのであり、ある意味破壊的な性格を保持しているのです。どのような街頭行動であれ、容易に現存の国家制度の根幹を揺るがし問い直すものへ転化し得るのです。街頭行動は憲法で認められた表現の自由であると同時に、憲法そのものの成立根拠でもあるのです。合法性と非合法性を区分する法そのものの成立根拠でもあるのです。

以上私たちの今後の方針と根本見解を述べてきました。これからの行動の具体的な情報はTwitter等SNSにて逐次発信しますので追っていだだけると幸いです。

9.16国会前弾圧に対する抗議声明

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9.16国会前弾圧に対する抗議声明

私たちは安保法案成立阻止、安倍政権打倒を掲げて8月27日から一週間ハンガーストライキをやり抜いた学生ハンスト実行委員会です。私たちは9月16日国会前でのハンスト実行委員会の関係者数名を含む13名の不当逮捕に対して抗議を表明します。

16日当日の国会周辺は機動隊と鉄柵、警察車両による凄まじい過剰警備が敷かれ、抗議参加者は狭いスペースに押し込められた結果、抗議開始当初から怪我人が続出する状況でした。その中で、車道の解放を求めて正門前にて警察に対して抗議をした人々が機動隊に力ずくで押し込められ、手当たり次第に次々と逮捕されました。ハンスト実行委員会の関係者もそこで複数名が逮捕されていますが全員不当逮捕としかいいようがありません。1人は、拘束されようとしている別の方の足を掴んで助けようとしたところをそのまま引きずられ、一緒に連行されましたが、取り調べでは「機動隊員に肘鉄を食らわせた」などと事実無根の容疑をかけられています。またある者は拘束された後に周囲を警官に囲まれ何度も蹴られるという度を越えた暴力を振るわれています。逮捕された13名全員が公務執行妨害の容疑をかけられており、6名が今もなお勾留されていますが、彼らは警察による表現行為の妨害と直接的な暴力に抗議していただけで、そのような容疑をかけられる謂れは一切存在しません。

8月30日と9月14日の国会前抗議での車道全面解放は安保法案に反対する市民たちの怒りの表現です。国会周辺を一面市民が埋め尽くす空撮写真は私たちの大きな励みになり、日本中、世界中の人々の目に戦争法案絶対反対の意志の巨大さを見せつけました。安倍首相と政権与党は国会前の抗議行動を恐れています。この間の国会周辺の過剰警備は彼らの恐れと焦りの表れにほかなりません。二度と全面解放をさせず、戦争反対の声を押し込めること。このことに彼らと警視庁は全力を挙げ、16日ついに全面的な弾圧と暴力を行使したのでした。しかし彼らがどれだけ弾圧を加えようとも、どれだけ直接的な暴力を振るおうとも、私たちの戦争反対の訴えを押しとどめることはできません。民衆の集合は、どのような暴力にも、非暴力で立ち向かい、打ち勝つことができる。これは世界中の私たちの先人の歴史が明らかにする真理です。私たちはどのような弾圧にも決然と立ち向かい、決して怯まないし屈することはないのです。

16日の一斉逮捕は明白に不当逮捕であり、政治活動に対する弾圧です。私たちはこのような警察の不当な振る舞いを一切認めることはできません。警視庁による違法な拘束と暴力は、安倍政権が推し進める憲法破壊、戦争準備と一体の、市民的権利すら無視した横暴です。私たちは安保法案反対・安倍政権打倒を掲げる一団体として警察の弾圧に対しても徹底的に抗議します。警視庁・東京地検・東京地裁は未だ釈放されていない6名を今すぐ不起訴処分で釈放せよ。



学生ハンスト実行委員会

救援カンパの呼びかけ

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救援カンパの呼びかけ

9.16国会前弾圧の救援活動のためカンパを呼びかけます。救援に際しては、弁護士接見などで多額の費用が必要となります。
本日以降に振り込まれたお金は全て救援活動へ使わせていただきます。カンパの振込先は変更になるかもしれませんが、その場合は告知します。
何卒ご支援をよろしくお願いします。

振込先

(1)ゆうちょ銀行から振り込む場合
口座名:ハンストジッコウイインカイ
記号10090
番号96595451

(2)他銀行から振り込む場合
店名008(ゼロゼロハチ)
店番008
番号9659545

【予備校人の有志の会】9・26シンポ《敗戦から70年》安保法制 原発再稼働 そして、わたしの立ち位置は

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9・26シンポ《敗戦から70年》安保法制 原発再稼働 そして、わたしの立ち位置は|日時:9月26日(土)14時~、場所:慶應義塾大学三田キャンパス(第一校舎102)、参加費:なし(カンパお願い)
http://www.geocities.jp/yobikou_symposium/index.html

こちらのシンポジウムにハンスト実の者が数名「話題提供者」として出させていただきます。趣意文にあるように、高校生・予備校生にとって、社会の問題とこの「わたし」がどのように関わっているのか、「わたし」はどの場所に立っているのか、は問わざるをえない事柄でしょう。私たち大学生が彼らの問いを導く一助となれればと思います。

直接行動主催シンポジウムのご案内

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【直接行動主催 映画上映会&シンポジウム のご案内】
映画上映会「誰も知らない基地のこと」(第1部)
&シンポジウム「世界のなかの沖縄/日本/アメリカ」(第2部)
日時:2016年12月10日 16:00~19:30
場所:専修大学神田キャンパス1号館2階204教室
(千代田区神田神保町3-8、JR水道橋駅・地下鉄神保町・九段下駅最寄り)
参加費:1000円(学生500円)
主催:直接行動
第1部ー映画上映会「誰も知らない基地のこと」
(2010年製作/イタリア/エリコン・バレンティ、トーマス・ファツィ 監督)
<作品内容>
世界に目をやれば、基地問題は日本だけの問題ではない。
現在、世界の約40カ国に700箇所以上の米軍基地が存在する。
なぜ、戦後60(製作当時)年以上過ぎても基地をなくすことができないのか?
本作は2007年にイタリアで起こった基地拡大への反対運動をきっかけに、イタリアの若手監督2人がその謎を探る旅に出て制作したドキュメンタリー。
第2部ーシンポジウム「世界のなかの沖縄/日本/アメリカ」
映画をテキストに、なぜ基地が存在するのか、無くならないのか。沖縄における基地(米軍のみならず自衛隊についても)とは何なのか、世界における米軍基地について、沖縄や他国との関係を比較しながら国際的な視点から、そして歴史背景から沖縄の“いま”を考える。沖縄/日本/アメリカ、そして世界を同時的に捉え、基地問題の本質に迫る。
直接行動のメンバーをパネラーに、会場のみなさんと意見や考えを共有する「場」として企画しています。
問い合わせ
hansutojitsu@yahoo.co.jp

【2016年2月】辺野古へ行こう!基地建設を阻止しよう!

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長らくブログの更新がストップしていましたので、わたしたちがこれまでにSNSやビラ等で公開してきた文書をあらためてこちらにアップします。
2016年2月、直接行動の呼びかけで12人が6日間沖縄・辺野古へ行きゲート前の座り込みやカヌーでの海上抗議に参加しました。その際の呼びかけ文です。




辺野古へ行こう!基地建設を阻止しよう!

 

 私たち「直接行動」は辺野古新基地建設に反対し、現地の反対行動に共に参加する仲間を求めています。

 

 安倍政権は埋め立ての代執行を行うために翁長知事を提訴し、警視庁機動隊を辺野古へ派遣するなど、総力を挙げて新基地建設を推し進めています。新基地建設を強行するのは、昨年の集団的自衛権の法制化と合わせて、日本の軍事的プレゼンスを高めるという安倍政権による国家政策の現れです。しかし軍事力の強化のために沖縄の自己決定を暴力的に踏みにじるのは民主主義の否定でしかありません。

 

辺野古の現地では粘り強い反対運動が基地建設を阻止し続けています。名護市長選・沖縄県知事選で基地反対派の稲嶺市長・翁長県知事を勝利させました。キャンプ・シュワブのゲート前では、工事車両の進入を阻止する座り込み行動を一昨年の7月7日から500日間以上続け、工事の進捗を大幅に遅らせることに成功しています。沖縄は闘っています。私たちも行動を起こしましょう!沖縄と本土が一体となって基地建設を阻止しましょう!人民を互いに殺し合わせる戦争に反対すること、戦争の具体的な体制化である日米安保体制に反対すること、これが私たちに今こそ求められています。

 

昨年可決された平和安全法制(安保法制)は今年の参院選後には施行される予定です。自衛隊が海外での戦闘を開始するということです。そして安倍政権は憲法改正により戒厳令の合法化にほかならない緊急事態要項を盛り込み、92項を変更することを明言しています。日本の戦後においてこれほどの危機を迎えたことはありませんでした。「戦後」という時代が終わろうとしています。この時代の只中にあって何をするべきなのか。私たちはすべての日本国民にこう問いかけたいと思います。

 

 「直接行動」は今月から辺野古へ行き、現地の反対運動を支援します。その後も継続して学生・青年を中心に派遣し現地を支えていきます。共に行きたいという方、少し興味があるという方は私たちに連絡をお願いします。また現地への派遣に費用が必要となるため、継続してカンパを募集しています。詳細は以下を参照。

 
 
 
 
 
 

直接行動(Direct Action)

 

〈連絡先〉

 

〈カンパの振込先〉

    ゆうちょ銀行から振り込む場合

口座名:ハンストジッコウイインカイ

記号10090

番号96595451

    他銀行から振り込む場合

店名008(ゼロゼロハチ)

店番008

番号9659545

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